浪人時代に意識したこと
筆者は現在茨城の国立大学に通っており,今年で4年目に入ります.浪人時代を経験したことによって勉強の仕方についてだいぶ考えることができました.今回はその経験談をいくつかお教えできればと思います.浪人が決まっている人,また現役生でも勉強法に悩んでいる方は是非以下のことを参考に勉強に取り組んでいただきたいと思います.勉強法に悩む全ての方に参考になれば幸いです.
目次(リンクで1.2へ飛べます)
- 筆者の浪人が決まった背景
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具体的な勉強方法
・計画を立てる
・ゴールを決める
・1つの問題集を最低3周はする
・試験,傾向を把握する
- 筆者の浪人が決まった背景
現役時代は塾にほぼ毎日行ったにもかかわらず,偏差値はほぼ変わらず43ほどでした.河合塾マナビスという塾に通っていました.その塾はオンライン形式で授業を配信しており,まず塾に着たら個別ブースがある,自習室に入りパソコンで授業を受けるという方式でした.しかし,まず勉強法も分かっていなかった私はただただ授業を受けて対して復習もしませんでした.それがあだとなり浪人することとなりました. - 具体的な勉強法
・計画を立てる
私が浪人時代を経験して一番大事だと思ったことです.浪人してから3か月くらいたった時から本格的に勉強法を研究するようになり,ブックオフなどで安い本などを買い,塾の生き帰りでよく読んでいました.(勉強法に関しては昔も今も変わらないので気にならなければ古本で十分だと思っています)本を10冊くらい読みましたが一貫して言っていることは勉強の計画を立てるということでした.すごく単純なことに思えてあっけにとられましたが,浪人生活を終えてみると本当にこれが重要だったんだなと感じています.
・ゴールを決める
「計画を立てる」と関連しているのですがゴールを作ることはとても重要です.受験でいえば志望校,志望学部を決めるということになるのですが,ゴールを決めることでゴールから逆算して自分の今の学力はどれくらい足りないのかを知ることができます.逆算することができれば今自分に足らないものが分かり,それを克服しようとしますし,勉強のモチベーションが上がることにもつながります.
・1つの問題集を最低3周はする
某〇〇塾が,授業せず自学自習だけで志望校に合格させるということキャッチコピーにして有名になっています.ほかの予備校生が授業を受けている一方で問題集を何回も解くことで知識を定着させようとする魂胆です.それに関しては私も共感しており,問題集を何回も解くことが知識の定着に一番だと思います.しかし,私は一方で授業をする形式の塾のほうがあっていただろうなと思う一面もあります.これについては次回紹介します.
・試験,傾向を把握する
「ゴールを決める」のより詳しいバージョンです.まずは大まかなゴールを決めますが(例:志望校,志望学部を決める),これでは自分に何が足らなくて何を克服しなければならないかわかりません.次の1ステップとしてより詳細なゴールを決める必要があります.受験でいえば志望校の試験は何の教科が出題され,配点はいくつか,また問題の傾向,出題範囲はどうか.などです.ここまで調べることによって試験までに間に合うのかどうか,また,試験が近かったら最悪捨てる問題はどこかなど知ることができます.
ここまで読んでくださりありがとうございます.ここまで話してきたように勉強法といってもとても基本的なことに感じると思います.しかし,この基本的なことが一番重要だと思いますし,これをできるかどうかで志望校に受かるかどうかにかかわってくると思います.今後皆さんの勉強に少しでも役に立てることを心から願っております.